空き家の管理で、最も手軽で即効性のある対策をご存じでしょうか。
それは、郵便受けに「チラシ投函お断り」ステッカーを貼ることです。
「そんな紙切れ一枚で変わるわけがない」と思うかもしれませんが、実際にはこれだけで不要なチラシやDMが激減し、ポストが溢れるのを防ぐ効果があります。
空き家のポストがチラシでいっぱいになると、
- 長期間留守にしていることが分かる
- 空き巣に狙われやすくなる
といったリスクも高まります。
そのため、ポスト対策は空き家管理の基本とも言える重要なポイントです。
なぜポスティング業者は投函しなくなるのか
チラシを配る業者にとって一番避けたいのはクレームです。
「チラシ投函お断り」と書かれている家に投函してしまうと、
「書いてあるのが読めないのか」
と住人から苦情が入る可能性があります。
そのため、多くのポスティング業者は、
- 投函禁止のステッカーがある家
- 意思表示が明確なポスト
にはチラシを入れないよう配布員に指導しています。
結果として、ステッカーを貼るだけでチラシの量が大幅に減るケースが多いのです。
効果的なステッカーの貼り方
ステッカーは、貼る場所と文言が重要です。
貼る場所
- ポストの投入口の近く
- 配布員の目に入りやすい位置
文言の例
- やわらかい表現
「チラシ等の投函はご遠慮ください」 - 強めの表現(空き家におすすめ)
「チラシ投函お断り。悪質な場合は着払いで返送、または通報します」
空き家の場合は、強めの文言の方が管理されている家であることを示すため、防犯面でも効果があります。
注意が必要なケース
ただし、次のようなケースでは注意が必要です。
管理会社の看板が設置されている場合
管理会社によっては、巡回報告書などをポストに投函することがあります。
そのため、
- 「管理会社の報告書を除く」などの文言を追加する
- 事前に管理会社とルールを確認する
といった対応をしておくと安心です。
100円でできる防犯対策
このステッカーは、
- 100円ショップ
- ホームセンター
- インターネット通販
などで数百円程度で購入できます。
たった数百円で
- チラシのゴミ処理が減る
- ポストが溢れるのを防げる
- 空き巣対策にもなる
というメリットがあります。
次回実家に行く際には、ぜひ「チラシ投函お断り」ステッカーを用意しておきましょう。
※本記事の内容は執筆時点の法令・情報に基づく一般的な解説です。個別の事案に対する法律・税務・登記のアドバイスを提供するものではありません。実際の判断や手続きについては、弁護士・司法書士・税理士などの専門家にご相談ください。

