「実家の郵便受け、たまに見に行けばいいか」

そう思って放置していると、郵便受けはあっという間にチラシやDMで溢れかえります。

これは防犯上 「空き家ですよ」と宣伝しているようなもの ですが、リスクはそれだけではありません。

郵便物から個人情報が漏洩したり、大事な税金の通知を見逃してしまったりする恐れがあります。

今回は、空き家になったら真っ先に行うべき 郵便物の管理方法 について解説します。


郵便物を放置する3つのリスク

空き家のポストを放置すると、次のような問題が起こる可能性があります。

空き巣のターゲットになる

郵便物が溜まっている家は、侵入窃盗犯にとって 「誰も住んでいない家」 というサインになります。

その結果、空き巣のターゲットになるリスクが高まります。

個人情報の漏洩

ダイレクトメールや請求書には

・氏名
・住所
・電話番号

などの個人情報が記載されています。

これらが盗まれると、名簿業者に売られたり、詐欺に利用されたりする危険性があります。

重要書類の未達

郵便物の中には

・固定資産税の納税通知書
・自治体からの空き家是正指導の通知

など、期限付きの重要書類が届くことがあります。

これに気づかないと、滞納や行政ペナルティ を受ける可能性もあります。


まずやるべき「転送届」の手続き

郵便局には、旧住所宛ての郵便物を 新しい住所へ無料で転送してくれるサービス があります。

これを利用することで、空き家のポストに郵便物が溜まるのを防ぐことができます。

手続き方法

窓口
郵便局にある「転居届」に記入し、本人確認書類を提示します。

インターネット(e転居)
スマートフォンやパソコンから手続きが可能です。
マイナンバーカードや顔写真撮影による本人確認が必要になります。

有効期限

転送サービスの有効期限は 届出日から1年間 です。

1年経過すると転送が停止するため、継続する場合は 毎年更新 が必要になります。


転送されない郵便物(DM)への対策

郵便局の転送サービスで転送されるのは 郵便物のみ です。

ポストに直接投函される

・チラシ
・メール便
・宅配会社のポスト投函サービス

などは転送されず、そのままポストに溜まってしまいます。

そのため、次のような対策が必要です。

・ポストの投入口をガムテープで塞ぐ
・「チラシ投函お断り」のステッカーを貼る
・月1回程度ポストの中身を回収する
・空き家管理サービスを利用する


まとめ:ポスト管理は防犯の第一歩

郵便受けがきれいな状態であれば

「この家は管理されている」

という印象を与えることができます。

転送届は 無料でできる非常に効果的な防犯対策 です。

まだ手続きをしていない方は、スマートフォンで 「e転居」 と検索して、早めに手続きを行うことをおすすめします。

※本記事の内容は、執筆時点の法令・情報に基づく一般的な解説であり、個別の事案についての法律・税務・登記のアドバイスを提供するものではありません。実際の手続きや判断にあたっては、弁護士・司法書士・税理士などの専門家にご相談ください。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です