「今週末、大型台風が実家のあたりを直撃しそうだ」
遠方に住んでいると、ニュースを見るたびに不安になるものです。
誰も住んでいない空き家は、
- 雨戸が閉まっていない
- 庭の物が片付けられていない
など、台風に対して無防備な状態になりがちです。
ここでは、台風が来る前にやっておくべき対策と、台風通過後に必ず行う確認について解説します。
台風前の事前対策
台風が接近してから現地に向かうのは非常に危険です。
そのため、平常時のうちに次の準備をしておくことが重要です。
雨戸・シャッターを閉めておく
強風による飛来物で窓ガラスが割れるのを防ぐため、雨戸やシャッターはすべて閉めておきます。
雨戸がない窓には、飛散防止フィルムを貼っておくと被害を軽減できます。
庭にある「飛ぶもの」を片付ける
強風で飛ばされやすい物は、事前に撤去しておきましょう。
- 植木鉢
- 物干し竿
- バケツ
- 古タイヤ
これらが風で飛ばされると、
- 隣家の窓ガラス
- 駐車中の車
などを破損させる可能性があります。
その場合、所有者が損害賠償責任を負うケースもあります。
屋内に入れるか、倒して固定するなどの対策をしておきましょう。
屋根や外壁の状態を確認する
台風前に、
- 瓦が浮いていないか
- トタン屋根がめくれていないか
- 外壁が剥がれていないか
を確認しておきます。
問題があれば、早めに修理しておくことで被害を防ぐことができます。
台風後の事後確認
台風が通過した後は、できるだけ早く(1週間以内)現地の状況を確認することが大切です。
なぜ早く確認する必要があるのか
火災保険の風災補償を申請する場合、
「どの台風による被害なのか」
を特定する必要があります。
確認が遅れてしまうと、
- いつ壊れたのか分からない
- 経年劣化と判断される
といった理由で、保険が適用されない可能性があります。
現地に行けない場合の対処法
「すぐには帰省できない」という場合は、
- 近所の知人に確認をお願いする
- 便利屋や空き家管理会社に依頼する
という方法もあります。
多くの空き家管理サービスでは、
台風後のスポット点検(巡回確認)
を行っており、費用は数千円〜1万円程度が一般的です。
現地の状況を写真付きで報告してもらえるため、被害の有無を確認できます。
空き家の台風対策は近隣への配慮でもある
空き家の台風対策は、
- 自分の家を守る
- 近隣住民に被害を与えない
という意味でも重要です。
台風シーズンが始まる前に、最低限次の2点を確認しておきましょう。
- 雨戸やシャッターが閉まっているか
- 庭に飛ばされる物が置かれていないか
この2つを確認するだけでも、台風被害のリスクを大きく減らすことができます。
※本記事の内容は執筆時点の法令・情報に基づく一般的な解説です。個別の事案に対する法律・税務・登記のアドバイスを提供するものではありません。実際の判断や手続きについては、弁護士・司法書士・税理士などの専門家にご相談ください。

