空き家の管理で、最も労力と費用がかかる作業の一つが「庭木の剪定(せんてい)」です。
放置してしまうと、枝が隣地にはみ出したり、落ち葉が散乱したりして近隣トラブルの原因になります。
さらに、管理が行き届いていないと管理不全空家と判断されるリスクもあります。
ここでは、庭木の管理方法として多い次の3つの選択肢を比較します。
- 自分で剪定する
- シルバー人材センターに依頼する
- 専門業者(造園業者など)に依頼する
【自分でやる】道具代だけで済むがリスクも大きい
- 費用:0円(道具があれば)
メリット
- 費用を最も安く抑えられる
デメリット
- 重労働(特に夏場は熱中症の危険)
- 切った枝葉の処分が大変
- 脚立からの転落やハチ刺されなど事故のリスク
剪定後の枝葉は大量になるため、ゴミ袋に詰めて保管するか、処分場へ持ち込む必要があります。
場合によっては軽トラックが必要になることもあります。
【シルバー人材センター】比較的安いが予約が取りにくい
- 費用:1日あたり 約1.5万円〜2万円
メリット
- 専門業者より安く依頼できる
デメリット
- 人気があり予約が取りづらい
- 夏〜秋は数ヶ月待ちになることも多い
- 高所作業など危険な作業は断られる場合がある
- 仕上がりは作業員によって差が出る
【専門業者】費用は高いが確実で早い
- 費用:庭全体で約3万円〜10万円程度
木の本数や高さによって料金は変わります。
メリット
- 作業が早い(専用機材を使用)
- 剪定ゴミをすべて回収してくれる
- 雑草対策なども相談できる
例えば、
- 除草剤の散布
- 防草シート施工
- 庭全体の整備
といった対応も可能です。
おすすめの使い分け
- 平らな庭で木が少ない → 自分で対応
- 時間に余裕があり費用を抑えたい → シルバー人材センター(早めの予約)
- 急ぎの対応や大規模な剪定 → 専門業者
特に遠方に住んでいる場合は、交通費や移動時間を考えると、
「業者に任せて写真報告をもらう」
という方法が最も効率的なケースも多くあります。
※本記事の内容は執筆時点の法令・情報に基づく一般的な解説です。個別の事案に対する法律・税務・登記のアドバイスを提供するものではありません。実際の判断や手続きについては、弁護士・司法書士・税理士などの専門家にご相談ください。

