空き巣は、いきなり犯行に及ぶことはほとんどありません。
多くの場合、事前に**「下見」**を行い、侵入しやすい家を探しています。
そして彼らが狙うのは、
お金持ちの家ではなく、入りやすく見つかりにくい家です。
その条件に当てはまりやすいのが、管理されていない空き家です。
「金目のものは置いていないから大丈夫」
と思っていても、空き巣に入られれば
- 窓ガラスを割られる
- 室内を荒らされる
- 建物が傷つく
など、精神的にも経済的にも大きなダメージを受ける可能性があります。
では、空き巣はどのようなポイントを見てターゲットを決めているのでしょうか。
郵便受けが溢れている
空き巣が最も簡単に確認できるのが郵便受けの状態です。
例えば次のような状態は危険です。
- チラシやDMが溢れている
- 郵便物が雨に濡れている
- 数週間分の郵便物が溜まっている
これは、
「ここ数ヶ月、誰も来ていない家」
というサインになります。
空き巣はこれを見て、
「侵入しても住人に鉢合わせしない」
と判断することがあります。
2階の窓や雨戸が開いている
防犯対策として
「1階は雨戸を閉めている」
という家も多いですが、2階の窓が開いていると注意が必要です。
空き巣は次のようなものを足場にして侵入することがあります。
- 室外機
- 物置
- カーポート
- 雨どい
そのため、2階でも侵入されるケースは珍しくありません。
逆に、すべての雨戸が365日閉まりっぱなしという状態も、
「長期間留守」
というサインになる可能性があります。
足場になる物が庭に置かれている
庭に次のような物が放置されていないでしょうか。
- 脚立
- ブロック
- 古タイヤ
- 作業用の台
これらは侵入のための足場として利用されることがあります。
また、
- 高すぎる生垣
- 伸び放題の庭木
も注意が必要です。
一度敷地内に入られると、外から見えにくくなり、犯行を助けてしまう可能性があります。
空き家防犯で最も重要な対策
空き家の防犯対策で最も重要なのは、
「管理されている家」に見せること
です。
特に重要なのが、郵便受けの管理です。
郵便転送を利用する
郵便局では、郵便物を別の住所へ転送する手続きができます。
例えば
- 自宅
- 管理会社
- 親族宅
などへ郵便物を転送しておくと、ポストが溢れるのを防げます。
チラシ投函対策
チラシの投函を減らすために
- 「チラシ投函お断り」のステッカー
- ポストの投入口対策
などを行うのも有効です。
定期的なポスト確認
可能であれば、
月1回程度はポストの確認を行うことが望ましいです。
遠方に住んでいる場合は、空き家管理サービスなどを利用する方法もあります。
まとめ
空き巣は、
「入りやすく、見つかりにくい家」
を狙います。
特に空き家では、
- 郵便受けの放置
- 雨戸や窓の管理不足
- 足場になる物の放置
などが、ターゲットにされる原因になります。
まずは、
ポストを空にすること
という基本的な管理から始めることで、空き巣のターゲットになるリスクを減らすことができます。
※本記事の内容は、執筆時点の法令や情報に基づく一般的な解説です。個別の事案についての法律・税務・登記の判断を行うものではありません。実際の手続きや判断については、弁護士・司法書士・税理士などの専門家へご相談ください。

