空き家の売却方法は大きく2種類
不動産を売る方法には、大きく分けて「仲介(ちゅうかい)」と「買取(かいとり)」の2種類があります。
基本的な考え方はシンプルです。
- できるだけ高く売りたい → 仲介
- 手間をかけず早く売りたい → 買取
それぞれの特徴を理解することで、自分に合った売却方法が選べます。
仲介:時間をかけてでも高く売りたい人向け
仲介とは、不動産会社が広告やネット掲載を行い、一般の購入者を探す売却方法です。
メリット
- 市場価格(相場)で売れる可能性が高い
- 条件が良ければ相場以上で売れることもある
デメリット
- いつ売れるか分からない(半年〜1年以上かかる場合もある)
- 内覧対応が必要(購入希望者が家を見に来る)
- 売却後の責任(雨漏りなど)が残る可能性
- 仲介手数料が必要
仲介手数料は通常、
売買価格 × 3% + 6万円 + 消費税
となります。
買取:早く現金化したい人向け
買取とは、不動産会社が直接あなたの空き家を買い取る方法です。
メリット
- 早い(最短数日〜1ヶ月程度)
- 内覧対応が不要
- 掃除や片付けが不要なケースも多い
- 残置物(家具・ゴミ)があっても売れる場合がある
- 売却後の不具合責任が免除されることが多い
- 仲介手数料がかからない
デメリット
- 売却価格が安くなる
一般的には、
市場価格の6割〜7割程度
になることが多いです。
あなたはどっち?簡単判断チャート
次の質問に答えていくと、向いている売却方法が見えてきます。
Q1:とにかく早く現金化したい?
- YES → 買取
- NO → 次の質問へ
Q2:建物がかなり古く、ゴミも多く残っている?
- YES → 買取
- NO → 次の質問へ
Q3:近所に知られずに売りたい?
- YES → 買取(広告を出さないため)
- NO → 仲介(広告で広く買主を探す)
まずは仲介と買取の両方を査定する
多くの不動産会社では、
- 仲介で売り出す場合の査定額
- 買取の場合の査定額
この両方の金額を出してもらうことができます。
例えば次のような方法もあります。
「2000万円で仲介に出し、3ヶ月売れなければ1400万円で買い取ってもらう」
これは買取保証という仕組みです。
空き家の売却では、
- お金を優先するのか
- 時間や手間を減らしたいのか
自分の優先順位に合わせて、最適な方法を選びましょう。
※本記事の内容は、執筆時点の法令・情報に基づく一般的な解説です。個別の事案についての法律・税務・登記のアドバイスを提供するものではありません。実際の手続きや判断にあたっては、弁護士・司法書士・税理士などの専門家にご相談ください。

