普通の不動産会社に断られる「訳あり物件」とは
次のような物件は、一般の不動産会社に相談しても「扱えません」と言われることが少なくありません。
- 接道義務を満たしていない再建築不可物件
- 過去に自殺や孤独死があった事故物件
- 権利関係が複雑な共有持分のみの不動産
このような物件を専門に買い取る「訳あり物件専門の買取業者」が存在します。
なぜ、リスクのある物件を買い取ることができるのでしょうか。
訳あり物件でも買える理由
専門業者は、一般の人では扱えない物件を独自のノウハウで再生させます。
再建築不可物件
再建築ができない物件でも、
- 柱を残したフルリノベーション
- 既存建物を活かした再生
などの方法で賃貸物件として再生させる技術を持っています。
事故物件
事故物件の場合は、
- 専門業者による特殊清掃
- 内装の全面リフォーム
を行い、家賃を安く設定して貸し出します。
外国人労働者や高齢者など、事故歴を気にしない層に需要があります。
隣地との交渉
接道がない土地でも、
- 隣地を買い取る
- 通行権を交渉する
など、プロならではの交渉で価値を生み出す場合もあります。
最大のメリット:確実に手放せる
訳あり物件専門業者の最大のメリットは、
「どんな状態でも値段をつけてくれる」
ことです。
場合によっては、
- 0円での引き取り
- 少額でも現金化
が可能になります。
固定資産税だけ払い続けている負動産を手放せる点は大きなメリットです。
デメリット:売却価格は安い
一方で、買取価格は市場価格より低くなるのが一般的です。
目安としては、
市場価格の3割〜5割程度
になることが多いです。
業者側が
- リフォーム費用
- 再販リスク
- トラブル対応
を負担するため、価格が安くなるのは避けられません。
まとめ:訳あり物件の「最後の出口」
「何年も売れなくて困っている」
「タダでもいいから手放したい」
そんな場合は、訳あり物件専門の買取業者に査定を依頼してみるのも一つの方法です。
例えば、
- アルバリンク
- 訳あり物件買取プロ
などの業者が有名です。
長年悩み続けるよりも、プロの出口戦略を利用することで問題を解決できる可能性があります。
※本記事の内容は、執筆時点の法令・情報に基づく一般的な解説です。個別の事案についての法律・税務・登記のアドバイスを提供するものではありません。実際の手続きや判断にあたっては、弁護士・司法書士・税理士などの専門家にご相談ください。

